ケータイ小説 野いちご

地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ

*第壱章*
†眠り姫は腕の中

――杏樹Side――

テストの結果が発表されて学園の代表が決まって一週間後――…。



毎日、陸とお勉強会です。


なんか――…かなり大会に力を入れてるみたいで、あたし達二人は、授業免除。

その代わり、毎日一日中図書館にこもって勉強してます。


というか………。


勉強しているのは、あたしだけなような・・・。




「杏ちゃんの……柔らかい♪」

「………」

「なぁ――チュウは?」

「………」

「あ。やっぱセッ……」

「口に出さないで!!」



パコン……!


古典の参考書で陸の頭を叩いた。



「いてーよ……杏」

「………勉強したら?」

「してんじゃん」

「何の教科?」

「保健体育♪」

「・・・。」



聞いたあたしがバカでした。

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