ケータイ小説 野いちご

地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ

*第六章*
†危険な見回り

────深夜1時。


パジャマから、私服に着替える。

ネックレスをつけて、ポケットに携帯を入れた。


零ちゃんが寝てるのを確認して、静かに部屋を抜け出す。

物音を極力立てないようにして…寮を出て、東門から学園の外に出た。



「フーッ……今夜もバレてない」


息をついて、月夜に照らされた道を歩く。



取り調べから……5日。

あたしは、あの寮に帰って来た日から、毎晩深夜に見回りを始めた。


目的は───次の被害者を出さないために、犯人を見つけること。

それと───気分転換かな?


夜の散歩は小さい時から、大好き。

陸には、出歩くなって言われてるけど……黙ってれば、バレないよね?

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