――杏樹Side――
5月9日、月曜日。
午前8時。
おはようございます。
杏樹です。
ただ今……東雲学園の正門前にいます。
「デカすぎるでしょ……」
第一印象は、これのみ。
正門だけで…何メートルあるんですか?
ってくらいに大きい。
敷地………何坪?
キョロキョロしていると、あたしを見つけた警備員さんが、学内に入れてくれた。
あたしが来ることは、理事長から通達が来てたみたい。
よかったぁ……不審者かと警察に通報されたら、たまったもんじゃないよね!
学園指定の鞄を肩にかけ直して、またまたバカデカい校舎へ向かう。
確か……松沢より生徒数は少ないはずなのに……倍の大きさの校舎だ
5月9日、月曜日。
午前8時。
おはようございます。
杏樹です。
ただ今……東雲学園の正門前にいます。
「デカすぎるでしょ……」
第一印象は、これのみ。
正門だけで…何メートルあるんですか?
ってくらいに大きい。
敷地………何坪?
キョロキョロしていると、あたしを見つけた警備員さんが、学内に入れてくれた。
あたしが来ることは、理事長から通達が来てたみたい。
よかったぁ……不審者かと警察に通報されたら、たまったもんじゃないよね!
学園指定の鞄を肩にかけ直して、またまたバカデカい校舎へ向かう。
確か……松沢より生徒数は少ないはずなのに……倍の大きさの校舎だ