ケータイ小説 野いちご

地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ

*第零章*
†プロローグ

―――――――――――――――
――――――――――――
―――――――――
――――――


「ハァ…ハァ……」


カツカツとヒールの音を鳴らす。




午前12時を過ぎた頃……。



人通りがなく…街灯もない暗い道。






ヒタヒタ………ヒタヒタヒタ……



「………ッッ……!」



手に汗が浮かぶ中、肩にかけたバックを握りしめて早足で歩く。




ヒタヒタヒタ………!




後ろから足音がぴったりとついて来る。


しかしその足音は……人間が歩いているような音ではない。




その時――――…





『か―ご―め―…か―ご―め―…』



「……!?」




昔よく歌っていた童謡が聞こえた。

< 1/ 657 >