「私も飲みたい」
「は?お前は弱いからダメ。こっちで十分だろ」
そう言って買い物かごに、りんごジュースを入れる。
久しぶりのオフ。
里穂のアパートに行き、今は夕ご飯の買い出しに来たところ。
そのまま泊まっていく予定だし、しばらく練習も試合もないので酒を飲もうとチューハイを1本かごに入れた。
そしたら酒に弱い里穂が、私も飲みたいなんて言ってきた。
「家だもん、いいでしょ?」
「ダメ。てかこれ炭酸だから。お前、炭酸飲めないだろ?」
「飲めないけど……」
里穂は酒どころか、炭酸すら飲めない。
一口で嫌な顔をするのに、チューハイなんで飲めるわけないし。
「ほら、もう行くぞ。夕ご飯の材料はいいんだろ?」
「……うん」
渋る里穂を連れて、レジに並んだ。
「は?お前は弱いからダメ。こっちで十分だろ」
そう言って買い物かごに、りんごジュースを入れる。
久しぶりのオフ。
里穂のアパートに行き、今は夕ご飯の買い出しに来たところ。
そのまま泊まっていく予定だし、しばらく練習も試合もないので酒を飲もうとチューハイを1本かごに入れた。
そしたら酒に弱い里穂が、私も飲みたいなんて言ってきた。
「家だもん、いいでしょ?」
「ダメ。てかこれ炭酸だから。お前、炭酸飲めないだろ?」
「飲めないけど……」
里穂は酒どころか、炭酸すら飲めない。
一口で嫌な顔をするのに、チューハイなんで飲めるわけないし。
「ほら、もう行くぞ。夕ご飯の材料はいいんだろ?」
「……うん」
渋る里穂を連れて、レジに並んだ。