「おい。どうするんだよ…」


「俺に聞くなって―の!」




学校が終わり、俺の部屋でさっきからこの会話の繰り返し



結局、花音とも仲直り出来ず、あの後も2人して俺らを避け続けた



「元はと言えばな―!お前が紗月ちゃんと浮気するからだろ――!」



「はあ!?だから浮気じゃねぇって何度も言ってんだろ!」



「まぁ―俺に言って、誤解といても意味無いけどな…」



確かに……



でも、花音は避けるし……



ついでに美羽まで交ざってるし……



はぁ――……



本当にどうするべきなんだよ……



しかも……



「合コンって…」


「…マジで美羽たち行くのかな?」



蓮が小さく呟き、心配そうな顔を俺に向けてくる



「行くだろな…。美羽の性格上」



「……だよな」