深い緑に覆われた森の中

陽の光がわずかしか届かないこの森では

独特の孤独感と不思議な失意感に襲われる


人の手がつけられたことが無い大自然に取り囲まれた4人の少年少女は

魔王に捕らわれた姫を助けに行くべく


道の無い旅路を進んでいた




「はい、ありがとうございました~。」

ありがとうございます。


「これって…絡んでいいものなんですか?」

「まぁ、主人公と神が話してるならいいんじゃない?」


「…いいとも~?」


いいとも~!

「あ、返してくれた。」


「なに神ってそんなにアクティブなの!?」