「あ。健入院したんだって」



「え!!!?????」







次の日、雪斗に朝ごはんをつくっているときに
いわれたそんな報告…





「な、なんで!?事故…とか??」



ガスを止めて
雪斗の隣に座る…







「さあ。腹減った」


「え〜?お見舞い行かなきゃダメじゃん…」




ぶつぶつ言いながら
キッチンに戻ろうとしたら雪斗に後ろから
抱きしめられた。







「ゆゆゆ、雪斗/////!!?」




「雪斗のゆ、は一個だけど(笑)」





雪斗が話す度に
耳に息がかかる




「わかってるけどっ!!どしたのさ??」



雪斗の表情が
わかんない…





「…………お見舞い…行かなくてよくね?」


「なんで?」






妙に甘えてくる雪斗に
ドキドキのあたし…







「…あんな事されてまで行く必要ねぇじゃん。てか行くな」





「…………ん〜…。じゃあ雪斗だけでもいって来てよ」


「は?彼女にあんな事されて見舞い行けって?ふざけんなっ」





「いでっ!!!」



コツンッとげんこつ…









だって…




「雪斗はあんな事あったけど、幼なじみなんだよ…?」



頑張って顔をあげた瞬間…


覆いかぶさるみたいに
雪斗に唇をふさがれた





そして…






「大切な俺の女にあんな事されてまで幼なじみでいるほど俺はお人よしじゃねぇ」




そう言ってまた
あたしの唇に軽くキスを
して笑った





















「あんた達!!!!!!!朝からなにやってんだ!!!!!!!!!!!」











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