「な…んで、美陽と美優が…?」

持っていたコーヒーを思わず落としそうになった。


その理由は、オレの目の前を美優と美陽が歩いていたから。…別れたはずの美優が美陽といるなんておかしすぎる。



まさか…美優がまた何かしたのか?

前は高校生がどうとか言って結局美陽が言い返して何事もなかったらしいけど…。


今すぐ駆け付けて、美陽を助けたい…。でも今行けば…、美優の事だ、何するかわからない。




自分の気持ちを必死に抑え込んで、大人しく家に帰ることにした。