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「かーなでっ!」



ドーンと毎度おなじみになりつつある登場。





「おはよ。栞」


「およ?なんか元気ないね。なにかあった?」




・・・・さすがの栞。


微妙な変化も見逃さない。


いっそ警察官にもなったらいいのになぁ。





「うん・・・。実は…」

「実は?」



…えっ?




「ちょっ。りょ、りょう…!」


「あれー?鈴宮くん。おはようー」



「おはよ。栞さん、奏」



突然どこからかやってきた涼太。


驚く私をおいて、栞も涼太もにこやかに挨拶している。



私、無視…?