ケータイ小説 野いちご

陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜

プロローグ

小さな頃からずっと。
夜になると流れ星を探していた。


お父さんに会えますように。



いつしか母には父のことを聞かなくなった。
だけど、母は、いつだって父が死んだとは言わなかった。


ねぇ。
生きているの?

父さんに、いつか会える?



母はただ、少し困ったような、切ない表情を浮かべて笑った。
そしてそれが、父のことを聞いた最後だった。



いつか、会える日がくるのかな。

ねぇ、父さん―――……





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