「怜奈、起きてっ」




「んーっ…」



お母さんの焦る声…




なしんだろ…。




「ごめんね、怜奈ぁ。お母さん急に出張入って半年間ニューヨークに行かなきゃいけないくなっちゃったの」





「あーそっかぁ……え!?」






私は寝ぼけていた頭が
一気に冷めた。






「お母さん!どういうこと!?」




「ほんとごめんね、飛行機の時間だから、また後で電話する!!じゃぁ行ってくるわね!!」





バタンッ





いやいや!!




え、どういうこと?




意味わからんぞ…