あたしはお説教のあと、担任に発表された教室にいった。

1−Dってかなり影の存在じゃない?

まず、あたしは“ま"を探し、席についた。

「あぁ〜麻咲ちんじゃんっ!!!」

誰?…
あたしは声のしたほうを向く。

「うわっ奈葉っ!!」

その人は、小学校のときよく遊んでいた、

小宮間 奈葉(コミヤマ ナハ)

くんるっくるの金色の髪が、目立ってる。
口元に黒子がある。
小悪魔綺麗系。
性格は…Mだと思う。


「麻咲ちんもここだったんだ〜っちょ〜うれしぃっ!!」

奈葉変わんないわ〜…

「奈葉…綺麗になったね」

「えぇ…何なに?麻咲ちん、奈葉のことなんかすんのっ?!つかお母さん??」

いや〜んっと言わんばかりに、のけ反る奈葉。

「殺られたいの?」

にこっとあたしが微笑むと、

「すいまそん」

適当に受け流しやがった。

まぁいいや。


あたしが奈葉との再会に浸っていると、女の子の奇声が聞こえてきた。

何…この騒ぎ。