「エンゼ。
雨が降ってきたので、
心配したわよ。」

俺たち2人に声を
掛けてきた人物は、
本当に綺麗であった。

「マリー様。
実は俺と同じで、
カエルに変身した人物を
連れてきたのですが?」

「エンゼと同じ。
分かったわ。
小屋に行きましょう?
私の手に乗って?」

その少女は私達に、
自分の手を差し出した。

俺達は彼女の手に乗ると、
彼女は俺達が濡れないように、
自分の体で雨をよけてくれた。

小屋に着くと、
1人の少年が扉から出てきて、
少女に聞いてきた。