がらっ!!

「はい?誰!?」


いきなり病室の扉が開いた。そこには息を切らして立っている神田川先生がいた。


「神田川先生!?どうしたんですか!!?」


神田川先生は俺の目の前に一枚の紙を差し出してきた。俺はそれを受け取った。

「『外出届』??」