「おはよう、姫…大丈夫?」


「大丈夫じゃない…」


私は講義を受ける気になれず、中庭のベンチにいた


「あれからどうした?」


「うん…大きな花束抱えて、ホテルに入ってった…普通のだけど…」


「そっか…」


結衣は私の隣に座って、ペットボトルのお茶を差し出した


「ありがと…」


受け取りすぐに開けて飲む


フゥ…


「なんかさ〜今まで知ってる男って、殆んどがエッチなことばかり言ってきてたから、ヤダなって避けてたけど…今度合コン、行こうかな〜」


どうせ日向さんとはこれ以上の進展はないだろうし…