そして、俺は呼び出した土手に向かった。


後はひたすら安藤が来るのを待つだけ。




「……よし」


土手に座り、ドキドキしながら安藤を待つ。




その間も、俺の心臓はバクバクしててヤバい。


一定の早さで脈を打つ。



ときどき、ケータイで時間を確認してジィーッと待つ。