次の日


俺はいつものように登校した。


昨日、ロンはちゃんと久美ちゃんに渡したのかな…


教室に行ってみると、ロンの姿は無かった。


テツもロンの事が気になったのか、俺とロンの教室に来た。


まだ来てない事を伝えると、テツはくだらない話しをして帰って行った。


どうせまだ一緒に居るんだろうとゆう事で二人の間で落ち着いた。


四時間目も終りに近づいた時


ガラガラガラ


ロンが入って来た。


しかし、表情は険しかった。


『ロン!!

お前、どうした!?』


『いや…』


『何かあったのか!?』


俺は嫌な予感がしたため、テツも教室に呼んだ。


三人がそろった所で、ロンは重い口を開いた。


昨日、待ち合わせてた桜木町に行ったんだけど、久美が来なかったんだ。


連絡とろうにも、久美のピッチが留守電になっちゃって連絡とれなくってさ…


何時間か待ったんだけど、結局来なくて…


で、何か嫌な予感がしたから家まで行ってみたんだ。


そしたら、久美…


泣きすぎて両方の目が真っ赤でよ、頬とアゴなんかボッコリ腫れちゃってて。