次の日の朝、赤く腫れあがった自分の目をみて洗面所でため息を吐いた。


泣きながら寝たのは失敗だった。


氷で冷やしたけどもう遅くて、腫れた目のままあたしは今学校にいる。


「どうしたの?その目。なんかあった?
 あっ!!もしかしてりょうさん?」


美紗は勘がいい。良すぎるのがちょっと困るけど。


心配してくる親友にあたしは全てを吐き出した。




















































「え?それって浮気とは限んないじゃん。」


変な事を言ってくる美紗に、あたしは首を傾げた。


「なんでよ。履歴みたんだよ?」