「――………み…ぃ」


「―…ぉ……ぁ…ぃ」


あれ?

なんか声が聞こえる…


「んん…?」

私は目をゆっくりと
開いた。



「歩波!!早く起きなさい!!遅刻するわよ!!?」


――…えッ?


―ガバッ

「嘘ッ!!!!」


慌ててベットから
起きあがると

ベットの脇には

お母さんが立っていた。

「お母さんッ!!
今何時!!!??」

「もう8時よ?
パパも波哉太も

とっくに家
出ちゃったわよ?!」


ウッソ~~!!!??