目の前にはずっと好きだった友達の姉。 今の俺は、「冗談」では済まされない状況。 俺は彼女を押し倒していて。 真っ赤になっている彼女の顔を見つめながら、 抑えられない感情に流されそうになっていた。 俺の彼女はかなり無防備で。 俺の努力を全く分かってないんだから始末が悪い。 だから、ちょっとだけ思い知らせたかったんだ。 …別に、酔ってなんかねぇからな。 俺は結構、酒には強いんだから。