室内にカチカチカチとボタンを押す音が響く。
人々のざわめく声が聞こえる。
私は重たい体を起きあげてウィーンとたまになる機械音に「私は…ロボット?」と思った。

すると歓声をあげながら急に白衣を着た人間が、私の視界に飛び込んできた。




「おめでとう新型君、君は今日からこの世に存在するのだよ!」