時刻は、深夜。




薄暗い部屋の中で小さな光の中に男女が話合っている



「これで…いいのかしら?」






深刻な顔をしながらそう言う女性




「もう…決まった事だろ」




深刻な顔をしている女性に対して決意を決めている顔ぶりをしている男性





「でも…あの子…この事、分かってくれるかしら?」




深刻な顔を緩めないままそう言う女性





「分かってくれるさっ…胡桃なら…」





そう言って、励ますように言った。





「そうだと、いいけど…」





男性の言う事に戸惑いながら言う女性。




そんな、親がこれからのあたしの話をしているとは知らずに




あたしは呑気に大好きなメロンパンを食べている夢を見ていた。





「…ふふっ…めっ、メロンパン……」