私の隣に座った男の子は私と同じくらいで、 ここに入院しているみたいだった… 「どうしたの?なんだか寂しそうだよ?」 その男の子は私に優しく声をかけてくれた 「あっ…いえなにも…」 私は下を向いたまま… 「何もないようには見えないなー?俺ずっとここにいるから分かっちゃうんだよなー」 男の子は私の顔を覗き込むように…優しく笑った