どこで見たか忘れたが、ミステリを書こうと思ってミステリ小説を買って読んだが、プロの作家も大したことないなと言ってる人がいた。

なんかV・ダインみたいなことを言ってるなぁと思ったもんである。

ちなみにV・ダインとは1920~30年代に活躍した米国のミステリ作家。

もともとは評論家だったが、勉強のし過ぎで神経衰弱を患い、医者から学術書を読むことを禁じられたため、ミステリ小説に手を出し、2年間で2000冊を読破した。

その結果、この程度なら俺でも書けるという結論に至り、理知的な名探偵ファイロ・ヴァンスを主人公とするミステリを発表した。

自分もこのサイトでミステリを書こうと決めた時、ミステリ(もしくはその関連)の本を片っ端から読んだ。

200冊から数えるのを止めたが、さすがに2000冊は読んでない。

乱読したのは勉強のためだが、「この程度なら」とはさすがに思わなかった。