学校にも慣れ、クラスも結束してきた6月の中頃、一学期最後の大きなイベントが待ち受けていた。



早朝に学校に集まる一年生全員。



もちろん朝の弱いミツは不機嫌であり、しかも寝間着のTシャツジャージズボンの姿。



皆は学校指定のジャージなのに、ミツは自分の寝間着。



そんなミツに、こさっぴーは朝からカリカリしていた。



「お前ー!なんで私服なんだ!眠いなら早く寝ればいいだろ?」



「それは無理やて。夜の俺は八重を思って一人で営ん…ごっふ!」



むろん、ミツの下ネタは私が後ろから背中を叩いて止めさせていただきましたさ。