ケータイ小説 野いちご

辛い恋の君へ

目覚め
月影

すこし熱い空気の中で

ゆらゆら ゆらゆら ゆらゆら

二人きり、月のあかりの中

形のないキスをゆっくりと


さらに熱い空気の中で

貴方の吐息を身体で聞けば

愛おしい琥珀の瞳が

私を求める

狂おしい胸の鼓動が

貴方を求める


月の影に隠れたら

誰もかれも

二人をさらえない



貴方の喜びの声が、

……、聞こえる



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