「きゃーーーっ!!!!!」



  ―バフッ!!






 「うっ・・・・・・い、痛ぁぃ・・・・」



 「クスクスッ♪」




 「!!だ、誰・・・??///」



 「誰?誰だと思う?」



 「どこにいるの・・・?」






 聞いたことのある声.....。
 暗くてよくわからない。
 そういえば私、結構落ちてきたのによく生
 きてるな。
 下にあるものがクッションの変わりになっ
 てくれたようだ。





  ―フワッ


 (花の・・・・匂い?)




 「そうだよ、ラピス」



 「!!」



 「ここは、夢と世界を繋げる場所。花びら
  達がラピスを守ってくれたのさぁ♪」



 「花びら?・・・・・本当だ!!それも、凄いた
  くさん。」






 床一面に色とりどりの花びらが敷き詰めら
 れていた。






 「やっと見えるようになった?それじゃ、
  俺のことも見えるかな♪」







 声のする方へと目を向ける。
 ぼんやりとだが、姿がだいぶ見えてきた。