――――――――― *淨弥side* ――――――――― 俺がそう言った途端、椎が固まってしまった。 「…椎、どした」 なんで固まってんだ? 「え、あ、あ、あああのッ!そ、それって…」 椎は顔を真っ赤にしながら慌ててる。 …あ。 椎の考えてることが分かって、俺は爆笑してしまった。 …椎、俺が両親に自分のことを紹介しようとしてるって、 勘違いしてるらしい。 …可愛いやつだな。