ケータイ小説 野いちご

天使たちの傷跡

屋上―プロローグ―



 老朽化したビルの屋上。



 私はここにいる――



 落下防止用のフェンスなんて無い。


 隅っこぎりぎり。


 あと一歩を踏み出せば、次に足をつくのはずっと下のアスファルト。




< 1/ 129 >