ケータイ小説 野いちご

社長のご指名

第10章 -有給休暇-

「きゃー!章菜ちゃんだー!」


「こんにちは。」


「ほら〜、中に入るわよ。」


「はーい。」


「ママ……なんでパパがいるの?」

「憂ちゃん!?」





今、私と紗衣は梨珠さんの別荘に来ています。





撮影があった次の日から有給を使って休んでる。





朝、リムジンで迎えに来た梨珠さんにいきなり連れて来られた。





車に乗ること4時間ほどで梨珠さんの別荘に着き、藍梨(アイリ)ちゃんと憂梨(ユウリ)ちゃんの双子の姉妹にお出迎えをしてもらった。





もうすぐ11歳になる双子ちゃんはかなりの美少女に成長していた。




「憂梨は章菜を部屋に案内、藍梨は紅河(コウガ)と央河(オウガ)を呼んで来て。」


「はーい。」


「章菜ちゃん、こっちだよ〜。」





憂梨ちゃんに手を引っ張られ、階段を登って行く。





紗衣は杏梨ちゃんと遊んでもらってる。





荷物はお手伝いさんに運んでもらってるんだけど、なんだか申し訳ないな……。





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