「…ありがとう…。」


今にも消えてしまいそうな笑顔を残して。


MinAは前を向いた。

「時間よ、MinA」

「わかってるわ、篠塚さん。」


運転席のヒトとの会話も。

泣きそうに見えたのは、私だけ?