私、花咲メイ。高校一年生。



友達もそれなりにたくさんいるし、勉強も学園一の秀才といわれてる。


毎日のように告白され、(全部断ってるけど)順風満帆な生活をおくってます。







そして当たり前のように家に帰ってます。



「ただいま~」




しーん・・・・・・・




「お母さ~ん?・・・・・って、わぁ!!!」



リビングの電気をつけるとソファにお母さんが座っていた。

珍しくお父さんも。



「どうしたの?電気もつけないで。
二人そろってるなんて珍しいね?」



するとお母さんが顔を上げて、

「ちょっと座ってちょうだい」

と言った。



まさか離婚するなんて話じゃないよね?



私がいすに腰かけるとお母さんが話始めた。