【Satoshi side】

ピーンポーン…

俺の家のチャイムが鳴るなんて珍しい。

もう夜だぞ?

とりあえず、俺はモニターを見た。


「し…真!?」

「おー上げてくれ。酒、買ってきたから。」

「はぁ!?」


なんで家に押しかけてくんだよ…


『お客…なんて珍しいね。』

「ああ…」

『出なくていいの?』

「良くない。」

『お姉さん?』

「違う。真。」

『しん…?』

「一応…友達?」

『…あたし…邪魔?』

「そうじゃない。
つーかお前は大丈夫なのか?」

『何が?』