人間の命令に忠実で見た目寸分たがわぬロボットなど現在の日本の科学技術では及びもつかない難事業である。

ロボット造るだけなら某自動車メーカー製造のヤツがあるが…根本的に違う。

基本はボトルシップ

ダッチワイフの外殻に機械動力で女子高生に仕立てる

そんな人類史上に燦然と輝く星になるべくあたしと良治は挑むのだ。

天にツバ吐く暴挙と言われるかも知れん…

だが、やらねばならぬ…

可愛い妹の為

民放ドラマに出来てあたし達に出来ん訳が無い。

今こそ技術の粋を尽くし日本の科学技術発展の礎となるのだ。

さしあたり、その難事業を成し遂げる為必要なものは…

「ビールだろ?ちゃんと買ってきたよ」

持つべきは察しのいい彼氏である。