「ピーッ。試合終了!」


結局あたし達1-5は負けた。あたしの稼いだ点数は奇跡だった。


あたしはダッシュで洵介先ぱいの元に向かいながら叫んだ。


「洵っ介先ぱ〜い!!見ました見ました!?あたしシュート決めちゃいましたよ〜っ!!」


両手を広げて洵介先ぱいに向かったが…あっけなく交わされた。


「し、洵介先ぱ……」


「シュート決めたからって、浮かれてんじゃねーよ。後半は何を考えてたんだよ!」


「ずっと洵介先ぱいだけを考えてましたっ!!」


「あ、あほかっ」


みるみるうちに赤くなる洵介先ぱい。か、可愛すぎです。