ケータイ小説 野いちご

溺愛ラバーズ

LOVE.3 -弁当-

7時にセットしていた目覚ましが鳴り響き、ゆっくりと目を開く。





目覚ましに手を伸ばし、アラームを消し体を起こす。




カーテンを開け顔を洗う為、部屋を出て洗面所に向かった。





「おはようございます。」

「………おはよう。」





顔を洗い、ダイニングにはいる。





一瞬なんだかわからなかったが、思い出した。





「もう少しで朝ご飯出来ますから、新聞でも読んでて下さいね。」





そう言って、パタパタとスリッパを鳴らしキッチンに向うまりあ。





ダイニングテーブルには、ピンクと水色のチェック模様のランチョンマットが準備されてて、水色のランチョンマットの横に新聞が置いてある。





おそらく、俺の座る席なんだろう。





とりあえず座り、朝飯が出来るまで新聞を読む事にした。





晩飯といい朝飯といい、まともに食べるのなんていつ以来だ?





今までの朝は、新聞読みながらブラックのコーヒーを飲み、着替えて家を出てた。





朝飯は食べても食べなくてもよかったし…。





元々、食に関心がなかった。





「樹さーん、出来ました。」




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