「鈴〜!早くおきてよ〜!!遅刻するっ」


朝。
ボク、虹本 桜は[高2]
幼なじみの葉野 鈴[高2]を起こすのが日課のひとつ。

鈴は朝がよわいんだよねぇ…


「ん〜…もうすこし寝かせなさいよ…」

鈴が不機嫌声で言う。

「うぅー… おーきーてー 」


段々不機嫌になってくのを感じて
起こすのに抵抗がでてくる…

寝起きの鈴は怖いんだよぉ…

「はぁ…しかたないなぁ…」

ため息をつきながら起き上がり、

(あ やっと起きた)

と思って顔を上げたら不意に頭を撫でられた



これは鈴てきに『ありがとう』とか『良くできました』の記しだったりする