『私がわるぅございました!
夏木君ごめんなさい!』


あたしはさっそく帰るとすぐに夏木君の前に土下座をして深々と頭を下げた。
そんなあたしを気味悪そうに見下ろしす夏木君。


「高橋…お前に謝られる様な事在りすぎてどれの事か分からない俺を許せ。」


むっきぃー!!
むーかーつーくー!
その嫌味ったらしい感じの悪い所が嫌いよ、夏木玲!


しかし今はグッと堪えて淡々と答える。


『先日ロマンチックな言葉を言えと散々言っていた事です。
非常に申し訳ないと思ってます。』