「いったー・・・」 目が、赤く腫れていた。 少し、ズキズキする。 あれ、これって心かな。 「・・・優くんっ」 あなたの名前を、呼べないほどに、傷ついた。 呼べば呼ぶほど、深く昨日の言葉が突き刺さる。 「好きです・・・」 声じゃなくて、あなた自身が。 バカだった。 私は、本当にバカだった。 なんで、今更気づくのかな。 おかしい、ホント、おかしい。 「私のばか・・・」