「向日葵~ご飯食べよう」

『うん!』


午前中の授業が終わり、りっちゃんがあたしの席の方にやってきた。


「あれ?龍之介君は?」

「授業終わって速攻で購買行ったわよ!限定の特製焼きそばパンが今日売ってるんだって」


呆れ顔でりっちゃんが言った。


「マジで!?混んでそう…。とりあえず俺も行ってくるわ」

「あ、じゃあ太陽!ついでにコーヒー買って来てくれない?」

「いーよ!向日葵ちゃんも何か飲む?」

『んーじゃあイチゴミルク買ってきてもらっても良いかな?』


「OK!じゃあ行ってくんね!」


そう言って小走りに教室を出て行った。

なんか爽やか~。