―――放課後

今日は、瑠亜がこなかったから
大輔と帰っている

でも、なんか大輔の様子がおかしい

いつもは口数の少ない私のために
いろいろ話してくれるし、
いつも笑顔なのに…

今の大輔は、心ここにあらずって
感じ…。

「ねぇ、大輔。
 今日、おかしいよ?
 なんかったの?」

「ん~?
 なんにもないよ!」

「ホントに?
 体調悪かったりしない!?」

「大丈夫だよ!
 ありがとぉ」

「そっか…。」


「ねぇ、愛理?」

「何?」

「愛理は、、俺のことどぉ思ってる?」

「ぇ…?」

「俺のこと、好きになってくれた?」

「・・・。」

大輔の真剣な顔をみたら
何も言えなかった。

自分でもよくわかんないの。

「ごめん。
 やっぱり、なんでもない!
 気にしないで?
 
 ほら、ついたよ!愛理。
 またね!」

「ぅん…。」