平和に過ぎた1日目。 問題は、2日目の夜の消灯時間に起きた。 初日に美優が見せた意味深な笑いの意味を あたしは知る事になる。 「明日でやっと終わりだね」 「だね!でも明後日、休みなしで学校ってありえなくない?」 なんて話しながら、 布団を敷いていた時のことだ。 コンコンとノックする音がしたのでドアを開けると、敏也くんがいた。 「あ、敏也くん。どうしたの?」 するとニンっと笑って、後ろから誰かを引っ張り出した。