掴まれた。ものすごい力で、俺の手首が掴まれた。そして、手がパソコンから出
ている。
「うわわわ・・・。」
振りほどけない。すごい力だ。ひきづり込まれる。
「だ、誰か・・・。」
助けを求めるには、遅すぎた。



パソコンから声がした。
「信也君、見っけポコペン。」