幼さの残る17の顔を少しでも

「女」

にしようと、M•A•Cのコスメや体のラインがハッキリ見える、セクシーなBanana Republicのトップス、ヒールの高いサンダルなんかを身につけて、cityへ。


なんとも言えない夏の湿気のせいで、
服が体に、余計にまとわりつく。

ウザイって思うけど、おかげで自分のボディを意識できる。

胸を流れる汗が、アタシの鼓動を速めていくのにつれて、歩くペースをも速めてく。


右足首で小さなハートが踊る。