社長室はバカ広い。私のボロアパートの何十倍もの広さだ。




私が呆気にとられていると、私の前に背の高い男が現れた。




多分身長は180以上はある。




顔もかなりのイケメン。




思わず背を向け部屋を出ようとすると、




その容姿とは似つかわない声で、『やっと捕まえたんだ、もう逃がさないよ。』



いきなり腕を捕まえらるて、無理矢理ソファーに座らされた。




ちょっと何するんですか?



彼を睨み付けた。




『気の強いとこも二千翔にそっくりだね。



でも、その服はいただけないな。



うん、その髪も駄目たな。


君は化粧もしてないのか。』




なんなのこの失礼男。