朝はどうしても早くから目か覚めてしまう。




『二千翔まだ寝てていいよ。』




「美晴は仕事だよね?」




『何俺がいないと心配。』



「心配と言うより不安かな?二千翔さんに成りきれるか。



私今まであまり人と話さなかったし、



賑やかなの苦手。



こんな私で二千翔さんになれるかな?」




『二千翔に無理矢理近づこうとしなくていい、



おまえのままでいいから。


みんながおまえを二千翔として認めてくれすはずだ。』




みんなが私を二千翔として認めてくれる?




『二千翔は事故にあい記憶をなくした事になっている。


だから、今までの事が何も分からなくてもいいんだよ。』