ねえ、なにしてるの?って
降ってきた声、顔を上げた先に
青空を背負った君の笑顔咲いてた

草の上、膝抱えて
うつむきがちで忘れてた
空の色、まばゆい光
視界にあふれて

言葉が見つからない僕の沈黙
気にも止めず

いいね、ひなたぼっこか
と、隣に座った君から
甘い匂い、かすかにはじけて
風に溶けて時間とともに流れて

止まっていた時、心、世界
回るかざぐるま、歯車
全てを巻き込み、動き出す

隣の君とらえ、少し上げた顔
日の光、草の緑、白い校舎、青い空
踊るように軽やかに舞う君の視線追い
広がる視界、心、世界

流れる時、すぎる風
回るかざぐるま、動き出す歯車
うつむきがちで忘れてた
進む、空、世界、心