第一あたしに向けたメーセジーだと言う確信もない。

あたしはほっぺを軽く叩く。

昨日のことだって洋絵の死に動揺して、思いだせないだけだ。


「芽生~?」



もう考えるのは止めよう。


あたしはお母さんに返事をしてリビングへと降りていった。