目が覚めたのが次の日の
朝…
分娩室から部屋へ移動する。
6人部屋へと私は移ったのです。
私が出産した病院は親子別々で授乳の時間になると子供の所に行き授乳するシステムだったので、部屋はママになる前の人から、ママになった人という風に色々な人がいました。
同時期に出産したママ達の中でも産まれた時から問題を抱える事になってしまったママもいた。
6人部屋だと嫌でも話の内容が聞こえてくるので複雑な気持ちにもなる中で入院生活を過ごしていたのです。

出産後4日目の朝に初めて授乳する事になった私はドキドキ&ワクワクしながら我が子を抱き初めの免疫つける為の授乳を
あげたのです。

我が子の口元が動き必死に母乳を吸っている姿が見ていて飽きる事なく穏やかな気持ちになった。 一生懸命にこの小さな体で生きている事。

凄く感じた。
そして私は母親として我が子を守っていくぞ!!
という気持ちが更に膨らんでいったのです。

我が子。
私の子供。
血の繋がった子供。
私の大切な子供。
かけがえのない程に愛しい我が子。

私は心の中でそうつぶやいていたのです。